ライティングとオンライン英会話と言うとイマイチ相性が悪いイメージが多く、メリットも少ないという先入観があります。
しかし、オンライン英会話には多くのスクールがあり、実はライティングが強い、ライティングスキルが身に付くオンライン英会話も存在するのです。
これらのスクールを受講することで、ヒアリングやリスニング中心と思われがちなオンライン英会話であってもライティングスキルの向上を期待できます。
Contents
ライティングスキルが身に付くオンライン英会話3選
最初にライティングスキルが身につくオンライン英会話はどんなところがあるのかを紹介していきます。
これらはヒアリングやスピーキングと言ったテクニックはもちろんのこと、ライティングスキルまでトータルにフォローできるオンライン英会話と言えるスクールと言えます。
これらのスクールを受講すれば語彙力の向上や効率の良いフィードバック、そして表現力の向上が可能です。
では、3つのスクールを紹介していきます。
Best Teacher
Best Teacherはライティングレッスンが非常に充実したオンライン英会話です。
その理由としてライティングレッスンが無制限で学べること、テーマが豊富なこと、ライティングによる会話ができることなどが挙げられます。
ライティングレッスンはライティング会話こそ制限(最大5往復)があるものの、毎日受講しても料金は同じです。
そのため徹底的なトレーニングを行うことができ、十分な鍛錬を可能としています。
ライティングを行うテーマが多いというのも魅力です。
日常会話的なものやビジネスを意識したものなど様々なテーマがそろっており、自分にとって必要なライティング分野をトレーニングできるというメリットがあります。
これにより伸ばしたいテーマのレッスンを効率よく受けられるのです。
ライティングによる会話ができるのもメリットで5往復という制限はあるものの速いレスポンスでテンポよくライティングが進むのもメリットと言えます。
このようにライティングを充実させているスクールです。
Fruitful English
Fruitful English(フルーツフルイングリッシュ)もライティングに定評のあるスクールです。
2002年とこの業界では比較的歴史を持つスクールで、ハワイで設立されたネイティブなオンライン英会話と言えます(創業者は日本人)。
アメリカと日本に拠点があり、ネイティブに強い印象があるだけでなく、第10回日本e-Learning大賞の英語ライティング部門賞を受賞した実績も特徴です。
このFruitful Englishは様々なコースから選べるのもメリットと言え、特に無制限で好きな課題を英作文できるものと日記の添削を行ってくれるものに人気があります。
これ以外にもTOEICやビジネス英文などのコースがあるなど、様々なレベル、様々な用途に合わせてライティングスキルを磨けるスクールでもあります。
また、このスクールは欧米出身の講師以外にも日本人講師が在籍しているので、日本語でのコミュニケーションがとりやすいというのもメリットです。
BBTオンライン英会話
BBTオンライン英会話はビジネス特化型の英会話やライティングスキルが学べるオンライン英会話です。
特徴は日本人向けに開発された独自プログラム、講師陣、受講システムが挙げられます。
独自プログラムとしては、テーマに沿った英作文の添削が丁寧なコメントに定評があります。
それと様々な英語教育関連番組でお馴染みの関谷英里子氏が中心となって行う映像講義と組み合わせたライティングレッスンも学びやすいと言えます。
講師陣は、グローバル企業や政府機関での勤務経験をはじめ、MBA保持者などビジネスで活躍した人材を多く採用しており、ビジネスシーンに合った内容でライティングを学ぶことが可能です。
英文Eメール講座によるライティングレッスンは、非常にレベルが高く継続しやすい受講システムとなっている点も特徴として挙げられます。
ただし、月額料金がやや高めになっているので、高いレベルで本格的に学びたい方にオススメといえ、他のオンライン英会話でライティングの基礎を学んでから受講することで効率の良い学習が可能です。
オンライン英会話でライティングスキルを磨く際の注意点
オンライン英会話であってもライティングスキルを磨くことができます。
これは数多くのライティングスキルが学べるスクールが物語っているのです。
それは高額なものが多いこと、土日は休みのスクールがあること、内容がスクールによって大きく異なることが挙げられます。
これら3つの注意点を中心にお話しし、より適切なライティングスキルを学べるオンライン英会話を選ぶことがおすすめです。
高額なものが多い
ライティングは文章を書くこと、そして運営側からすれば、それを添削し、正しい英文に直すことです。
そのため、人件費を中心にコストがかかることから料金にもそれが反映され高額なものが多いという点に注意する必要があります。
人件費がかかる理由として英会話よりも手間がかかることや拘束時間が長いことが挙げられます。
英会話の場合は利用者と会話して終わりというケースが多いため、そこまで手間がかかりませんが、ライティングの場合は添削を行う等の手間がかかり、時に自分の英文が正式な表現であるか見直す必要もあります。
そういったことで時間がかかり、利用者と対面しない時間も業務に取り組む必要に迫られるのです。
そういった点で人件費も自然と高騰し、その分料金が高くなるという傾向にあります。
英会話のみのオンライン英会話の場合は安いものだと毎月数千円程度で受講できますが、ライティングが加わるとその10倍以上かかるケースも少なくありません。
それだけコストがかかるので、ある程度実力をつけて短期間で終わらせるのがポイントです。
土日が休みのスクールがある
スクールによっては土日休みというところもあります。
講師陣は多くがキリスト教圏内の欧米人やフィリピン人です。
そのため週末を大切にしている講師が多いことが挙げられます。
更に添削などで拘束時間も長く十分な休養が必要なケースも少なくないこと、深夜や早朝に日本人利用者の文章を添削し、それを迅速に返信することが求められることから利用数の急増する週末は対応量の限界を超える可能性があることなど様々な要因によってオンライン英会話であっても土日を休みにするスクールがあります。
これは英会話のみのスクールよりも多い傾向にあり、自分が受講するところは土日も対応しているかと言った点をきちんと調べた上で契約することが重要です。
これを怠ると高額な受講料を払ったのに受講したら肝心の土日が休みだったという羽目になることも少なくありません。
そういった意味で対応する日時も事前に注意してチェックする必要があります。
それだけライティングの講座は特殊性があるのです。
スクールによって内容が大きく異なる
スクールによっても内容が大きく異なります。
英会話と同様に英文にもTPOがあります。
そのため、どんなシチュエーションのライティングが学びたいか、あらかじめ決めておくこともオンライン英会話でライティングスキルを磨くうえで注意点です。
まんべんなくサポートしている所であっても、自分の学びたいシチュエーション(TOEIC対策やビジネス用途など)が中途半端であることも珍しくありません。
また、ビジネス用のライティングは学べないライティング対応のオンライン英会話もあるため、注意が必要です。
さらにある程度の基礎力がないと全く通用しないところもあり、そういったところを何気なく受講してしまうと高価な受講料のいくらかを(返金がある程度あるとはいえ)支払う羽目になってしまうのです。
そのため、自分のレベルと用途をあらかじめはっきりしてからスクールによって内容が大きく異なるライティングスキルを学べる英会話を選ぶのがおすすめと言えます。
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