TOEFLは1964年に英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発された英語能力測定テストです。

そんなTOEFL対策ができるオンライン英会話があります。

今回そのオンライン英会話スクールを三つ紹介し、その選び方のポイントについても紹介していきます。

TOEFL（トーフル）対策ができるオンライン英会話3選

TOEFL対策ができるオンライン英会話は、意外と多くはありません。

比率で考えると全オンライン英会話スクールでもかなり低いものとなっています。

その中でも利用のしやすさや実績、知名度などを評価し、TOEFL対策ができるオンライン英会話を3つ選びました。

それはEF English Live、DMM英会話、mytutorです。

これらはTOEFL対策ができるオンライン英会話としてメリットが多く、項目ごとに解説を行っていきます。

EF English Live

世界最大級の私立語学教育機関のEF（エデュケーション・ファースト）グループが運営する日本におけるオンライン英会話です。

スウェーデンという英語が母国語ではない国の教育機関が運営しているのですが、教材自体はイギリスの有名大学の一つであるケンブリッジ大学との共同開発によって開発されています。

実績に関しては世界2,000万人以上の個人、1,500社以上の企業に導入されており、世界屈指のオンライン英会話の実績を誇っています。

16段階と言う細かなレベル分けによって徹底的に「読む」「聞く」「話す」「書く」と言った英会話に必要な技能を習得させることができます。

講師はネイティブ講師で全員が大学を卒業した人材で英語指導資格、TEFL・TKTホルダーという非常にレベルが高く、2,000人以上在籍しているため24時間いつでも受講できる層の厚さもポイントです。

また、無料体験も7日間という業界では異例の長さを誇っているため、自分に合うかどうかをしっかり見極めることもできます。

DMM英会話

日本で金融やビデオオンデマンドなど様々な事業を展開するDMMグループが運営するオンライン英会話です。

こう聞くと専門外の企業が行っているイメージが先行してしまい何となく不安を感じる方もいるかもしれませんが、DMM英会話は日本発のTOEFL対策ができるオンライン英会話としては優秀です。

様々な事業のノウハウがオンライン英会話に生かされているのはもちろんのこと、英語レベルや目的別で選べる豊富なコースのうちTOEFLを専門にするコースが2つあり、しかも海外のTOEFL対策コースを利用しているため、より実践的なレッスンを受けることができます。

また、DMMらしくとてもリーズナブルにオンライン英会話を受けられるという点やIT企業も傘下にあることからそのノウハウを生かしたオンラインの学習サポートは、他のオンライン英会話が行っているオンライン教材よりも機能的で学習効率も高いという傾向があります。

さらに有料会員であれば利用できる英語学習プログラム「iKnow!」を暗記に活用することが出来、復習にも最適なカリキュラムとなっています。

mytutor

「読む」「聞く」「話す」「書く」を徹底的に行うオンライン英会話です。

留学やビジネス英会話など様々な英会話の分野で実績を残している英会話のエキスパート企業が運営するオンライン英会話だけあり、講師は全てセンターに勤務し、専業でオンライン英会話に携わっています。

講師の質は非常に高く、全員が英語検定試験を教えられるプロフェッショナル集団となっているのも特徴です。

最大の特徴は気にいった講師のレッスンを定期的に確保できる担任制の固定予約で、同じ講師に長期的で継続したレッスンを受けることで、より確実な実力の向上が図れます。

さらに短期集中にも向いており、一日何回でもレッスンが受けられるという特徴もあることから、短期で結果を出したい方にも向いているオンライン英会話といえます。

ただ、24時間対応ではないため平日午後から深夜1時、土日は11時から24時となっています。

さらにクリスマス休暇もありますが、これはいかに品質の高い講師を確保しているかということの表れでもあります。

TOEFL（トーフル）対策ができるオンライン英会話を選ぶ際のポイント

TOEFL対策をオンライン英会話で行う場合、いくつかポイントを押さえておく必要があります。

これらはTOEFLの対策で特に重要なポイントであり、言い方を変えれば、これらのポイントがしっかり押さえられているオンライン英会話であれば、TOEFL対策としてかなり使えるサービスと言えます。

この3点について項目ごとに解説を行っていきます。

TOEFL対策に特化した教材やカリキュラムか

いくら英会話で実績がある、あるいは人気があるというオンライン英会話であっても、TOEFLの対策がされていないオンライン英会話では、TOEFLの対策として利用はできません。

なぜなら、日常英会話やビジネス英会話、あるいは旅行英会話とTOEFLの対策は別物だからです。

確かにTOEFL自体は英語能力を問われる試験なので、英会話が一通りできれば高得点が狙えると思われがちです。

しかし、TOEFLはあくまで試験なので試験対策をしっかり行えなければ、そこまで簡単に点数を取ることはできません。

そういった意味で、きちんと実践的なTOEFL対策を打ち出しているオンライン英会話を受講するということは必須のポイントと言えます。

幸いそういったオンライン英会話は講座の名前にTOEFL対策と書かれている場合がほとんどなので、その講座名の講座が開設されているかどうかをチェックするだけでも選ぶことができます。

まずは、このポイントを元にふるいにかけるというのが選び方のコツです。

「読む」「聞く」「話す」「書く」が行われているか

オンライン英会話と言うとテキストの音読や発音を聞き取ると言ったリーディングやリスニング、あるいはスピーキングに重点が置かれがちです。

見方を変えれば、それがテキストだけでは学べないオンライン英会話の強みでもあるのです。

しかし、TOEFLはリーディングやリスニング、スピーキングだけでなくライティングの能力も問われます。

そのため、可能であればオンライン英会話でも、このライティングについてのフォローも行ってくれるところの方が包括的にTOEFLの対策ができ、わざわざライティングだけ別対策をとるという手間がありません。

こういった4つの分野を全てフォローしてくれるオンライン英会話はTOEFL対策を行っているオンライン英会話の中でも更に限られてしまいますが、サイトのサービス内容を見れば必ずライティングについてのフォローも言及していますから、そういった点もチェックするのがポイントです。

ライティングが苦手であれば、ライティングだけ別の手段で学ぶという手もありますが、こういった包括的な対策を行ってくれるところを探すのも重要です。

復習がしやすいか

TOEFL対策はオンライン英会話を受けている時間で終わるというわけではありません。

実際は復習を行う時間が重要なのです。

オンライン英会話は1コマ完結の場合が多く、TOEFL対策であってもそういった点がイマイチおざなりになっているオンライン英会話の講座も少なからずあります。

しかし、対策を打ち出している所の多くは復習に関してもきちんとした手段を用意しているところもあり、更に講師もなるべく同じ講師で連続した対策ができるようになっているところも少なくありません。

さらにTOEFL対策を行うために様々な反復学習ができる環境が用意されているオンライン英会話を多くありますから、こういった点についてもどうなっているかをチェックするということはTOEFL対策を行っているオンライン英会話を探すというのも重要なポイントと言えます。

この復習がどうなっているかをチェックするだけでも候補に選んだオンライン英会話をふるいにかける大きな要因として利用できるのです。