オンライン英会話はその形態の多さから様々なスタイルがありますが、同じ先生にずっとレクチャーを受けられるということも可能なものがあります。
そして、このオンライン英会話で同じ先生ばかりに教えてもらうということはメリットも多い反面、注意すべき点も少なくありません。
これを読めば、きっとオンライン英会話で同じ先生に教えてもらうことがどういったことなのかを知ることができます。
Contents
オンライン英会話で同じ先生にばかり教えてもらう際のメリット
オンライン英会話で同じ先生に教え続けてもらうということは多くのメリットがあります。
この点は同じ先生に教えてもらうことの大きな強みでもあります。
ここではそれらについて項目ごとに解説を行い、同じ先生に教えてもらうことが具体的にどのようなメリットをもたらすのかをまとめて行きます。
すぐに英会話のレクチャーを受けられる
同じ先生に教えてもらうことで、すぐにレクチャーを受けられるというメリットが最初に挙げられます。
初めて会う先生に対しては形式上でも自己紹介や簡単な説明を受けることも少なくありません。
それによって時間が取られますし、場合によっては会話を温めるために本題に入る前に簡単な雑談が始まるケースすらあります。
更にオンライン英会話ではスカイプの設定なども時間に取られてしまう教室もあるため、これは大きなロスになってしまいます。
しかし、同じ先生であればこういったデメリットはなく、オンラインもスムーズで、しかもすぐにテキストを開いて本番の授業を受けられますから、効率よくレッスンを進めることができるという大きなメリットが生まれるのです。
一回10分にも満たない設定や自己紹介に取られる時間ですが、数十回と受けることになるオンライン英会話ではレッスン1回分以上の無駄な時間が発生します。
そう考えるとコスト面でもメリットがあるという見方も出来ますし、それ以上にシームレスに授業が受けられるのは想像以上にストレスが少ないものです。
コミュニケーションがとりやすい
コミュニケーションがお互いとりやすいというのもメリットです。
先生もこちらもお互いどういったキャラクターであるのか分からないというのは、それを探るために思った以上に時間が取られることも少なくありません。
更に先生側からすればこちらのレベルも分からないので、どういった方法でレクチャーすればいいかを調べる必要があり、効率の悪いレッスンになってしまうという恐れもあります。
しかし、同じ先生であればお互いどんなキャラクター(真面目な性格なのか、砕けた性格なのかと言った個性)を知っているので対応もしやすく、テンポの良いレッスンができ、あるいは受けられるというメリットが生まれます。
テンポが良ければ習熟度も一気に進みますから、性格を探るストレスが少ないうえに効率よくレッスンを受けられるというメリットがあります。
いずれにしても先生もこちらもコミュニケーションがとりやすいというのはテンポの良いレクチャーを受けるうえでとても重要なことと言えます。
自分の得手不得手を知ってくれている
自分の得手不得手を知ってくれているというのも大きなメリットです。
こちらの弱点を知っているので、どうすればこれを改善して英会話のクオリティを挙げることができるのかと言った対策を先生側もとりやすいことによって、より効率よく英会話のレベルをアップさせることができます。
また、不得手を克服させるだけでなく、得意な部分を更に得意にさせてくれるということも効率よくできるため、初めて会う教える実力の高い先生に教えてもらうよりもいつもの先生に教わった方がずっと良いレッスンを受けられる可能性も高いです。
そうなればより少ない回数で実力もどんどんアップしていくため、よりリーズナブルな出費で英会話の能力を高めることも不可能ではありません。
また、オンライン英会話のコストパフォーマンスも非常に高いものになっていきます。
それに自分の能力を把握しているので、どうやって対応すればいいか先生側もストレスが少なくレクチャーできるます。
なので、より高いパフォーマンスでこちらにレッスンを行ってくれることも期待できます。
オンライン英会話で同じ先生にばかり教えてもらう際の注意点
ここまでは同じ先生で教えてもらうことのメリットを説明してきました。
しかし、どんなものでもメリットがあればデメリットもあります。
ここではそれらのデメリットについて紹介していき、解説も行っていきます。
これらの注意点を知ればきっとオンライン英会話で同じ先生を選ぶことが何を意味するのかより知ることができます。
多様性が得られない
最初の注意点は多様性が得られないというものです。
これは、端的に言うと自分の英会話が単調になってしまうということです。
英語と言っても実は思った以上に多様性に富んでおり、オーストラリアの英語とイギリスの英語、そしてアメリカの英語に至っては方言が多彩です。
そういった中、同じ先生のレクチャーばかり受けているとそういった多様性を知ることができないため、イギリス出身の先生にずっと教わっていても、いざアメリカに行ったら発音が聞き取れなかったということもあります。
また、アメリカの南部生まれの先生にずっと教えてもらってから、アメリカの西海岸に行っても通じにくかったり、方言が強く怪訝な顔をされてしまうと言ったこともあります。
そういったことから、発音もなるべく多様性を身に着けた方が様々なシーンで活用できますし、便利です。
このようにずっと同じ先生に教えてもらうということになると、自分の英会話の幅が広がらないということを注意する必要があります。
先生のスケジュールに固定されてしまう
先生のスケジュールに固定されてしまうという点も注意です。
オンライン英会話はいつでもどこでも好きな時に自宅などで英会話のレッスンが受けられるというのが大きな強みです。
しかし、同じ先生に固定してしまい、ずっと同じ先生に教えてもらうと先生の都合でレッスンを受ける時間が変化してしまうという点に注意する必要が出てしまいます。
例えば、毎週水曜日の午後5時からしか先生のレッスンが受けられないという場合は、わざわざオンライン英会話を受けているのに実際の英会話教室に通っているのと変わりないことになりますし、先生の都合でそういったものがどんどん変化してしまうので、むしろスケジュールにこちらが振り回されてしまうということもあるということです。
先生によってはいつでも大丈夫なケースもあれば、とても気ままにスケジュールを変えてくる先生もいますから、その点も先生のキャラクターに左右されてしまうので、レッスンを受ける周期がとても不安定になってしまうリスクがあるという点に注意する必要があります。
レッスンの期間が長引く
スケジュールが先生によって左右されるという注意点を解説しましたが、先生が人気のある先生だった場合は、更に問題が発生します。
他の生徒のレッスンも入ってしまうため、先生の予定をなかなかつかむことができないという事態になってしまうこともあるのです。
そうなるとレッスンの期間を半年にする予定が1年、あるいはそれ以上かかるという場合もありますし、レッスンの間の期間が開いてしまえば自分の実力も低下してしまうため、余計にレッスンを受ける必要も出てきてしまうこともありますから、費用がかさむというリスクも出てきます。
そういったリスクも出てくるという点に注意する必要がありますし、教室や先生の人気度、スケジュールによっては期間の延長や追加のレッスンを受けるという事態が必発することがあるという点に注意が必要です。
先生をこちらが選んで同じ先生にしたことで、こちらのペースでなく、相手のペースになってしまうということもオンライン英会話の魅力を減らす結果になるということを注意点として存在することも知っておくことをおススメします。
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