オンライン英会話は、外出先でもスマホやタブレットを利用してレッスンを受けられるのが特徴ですが、そこで注意したいのがレッスン中のデータ通信量についてです。
データ通信量を把握していなければ、レッスン途中で通信制限がかかりレッスン中断することにもなるので非常に重要な事なのです。
このオンライン英会話で、発声するデータ通信量と速度制限に対する対処法について解説していきます。
Contents
スマホアプリでオンライン英会話を受けた際のデータ通信量は?
スマホアプリでオンライン英会話のレッスンを受けた場合には、どの程度のデータ通信量が発生しているのでしょうか。
意外と通信量が掛かっていると気付いている人もいるのではないでしょうか。
そこでオンライン英会話のレッスンをスマホアプリで利用した場合に発生する通信量を数値化し、実際にどの程度のデータ通信量を利用しているのか解説していきたいと思います。
スカイプの音声通話を利用したレッスンの場合
オンライン英会話で利用するアプリとして代表格なのがスカイプを用いたレッスンではないでしょうか。
実際に講師と口頭でコミュニケーションを取れ機能的にもスマホやタブレットで利用しやすい事から多くのオンライン英会話のレッスンで利用されています。
スカイプを利用してオンライン英会話を受ける際には音声通話のみで行うものかビデオ通話でお互いの顔を認識しながらレッスンするか2択を選べます。
音声通話とビデオ通話の場合には当然ビデオ通話の方がデータ通信量は多くなってくるのですが、音声通話の場合には一体どの程度の通信量が発生するのでしょうか。
スカイプの音声通話のデータ通信量を計算してみるとおよそ一分間で約1MB~3MB程度の通信量が発生することになります。
つまり1レッスン25分だとすると25MBから75MBのデータ通信量が発生するのです。
仮に毎日レッスンを受けるとなると約0.7GB~2.3GBのデータ通信量が発生することになるので意外と大きなデータ通信量だといえます。
ただ音声通話はほとんど電話をしているような感じですからビデオ通話よりもデータ発生量は低く抑えられているのが特徴です。
スカイプのビデオ通話を利用した場合
スカイプでオンライン英会話のレッスンを受ける場合に最も多いパターンがビデオ通話を利用したレッスンですが、こちらは音声通話よりもデータ通信量が発生します。
確かに、お互い講師と生徒の顔を確認しながらレッスンを受けられるのでコミュニケーションが取りやすいのですが、その分映像を処理しますのでかなりのデータ通信量となります。
スカイプのビデオ通話で、オンライン英会話のレッスンを受けた場合のデータ通信量を数値化してみると、かなり多くのデータを利用していることが分かります。
スカイプのビデオ通話の場合には1分間で約5MB~36MBのデータ通信量が発生するとされており、音声通話の2倍からさらに多くのデータ量となっています。
1レッスン25分で約125MB~700MBのデータ通信量で、毎日レッスンを受けるとなると1ヶ月換算で約3GB~10GBもの利用量となってしまうのです。
オンライン英会話スクール専用のアプリの場合
スカイプのビデオ通話だとかなりのデータ通信量が発生するため、オンライン英会話スクールでは独自に専用アプリを開発してレッスンをするようになっています。
例えば、ネイティブキャンプと呼ばれるオンライン英会話スクールでは、専用のアプリを使ってレッスンを受けることが可能となっています。
ネイティブキャンプのアプリの音声通話だと、1レッスン25分でも20MB~50MBと通信量が抑えられているのです。
このようにスカイプのみを利用するレッスンだけでなく、オンライン英会話スクール独自のアプリを利用することもできるので注目です。
速度制限がかからないために!通信量を抑える方法をご紹介!
オンライン英会話のレッスンでは、スマホやタブレットではかなりのデータ通信量が発生してしまうことが分かりましたが、何も対策が無い訳ではありません。
お使いのスマホのデータ通信量を超えてしまい通信制限にならないために、いくつか対策方法が存在していますので解説していきたいと思います。
Wi-Fiを利用して通信制限を回避
スマホの通信制限に引っ掛からないためには、やはりWi-Fiを利用していくことが通信制限を抑える対策だといえます。
スマホでオンライン英会話レッスンの受ける場合には、ポケットWi-Fiを利用して通信制限に掛からないようにする対策方法が存在しています。
ポケットWi-Fiならば月額料金を支払いさえすれば、どこでも持ち運びが可能で常にWi-Fi環境が整った状態を作り上げることが可能です。
これならば通信制限を気にする必要もなく、また途中で通信が途絶える心配もなくどこでもオンライン英会話レッスンを受けることができます。
ポケットWi-Fiなどの月額料金の負担が大きいという方は、Wi-Fi環境が整っている公共施設へと赴くのも一つの手です。
無料Wi-Fiは図書館や公園などエリアスポットに配置がどんどん進んでおり、だれでも無料でWi-Fiを使うことが可能となっています。
ただ、無料Wi-Fiの場合にはどこでも使えるわけではなく、エリアスポットに足を運ぶ必要があるので注意が必要です。
このように、ポケットWi-Fiや無料Wi-Fiをフルに活用していけば、通信制限を回避することが可能となっているのです。
音声通話のみでレッスンを受けてみる
データ通信量の項目で解説してきましたが、レッスンでは音声通話とビデオ通話の2通りでレッスンを受けることができます。
もちろん、データ通信量の面でいうとビデオ通話の方がデータ量が多いので、通信制限に引っかかってしまう可能性は高いのです。
そこで思い切って音声通話のみでオンライン英会話のレッスンを受けてみることで、データ通信量を抑えることが可能となります。
音声通話のみですとスカイプの場合には最低25MB、レッスンスクールの専用アプリでは最低20MB程度でレッスンを受けることが可能となります。
音声通話のみで本当にレッスンを受けれるのか不安に思う方も居ますが、実はビデオ通話であろうと音声通話であろうと顔が見えるか見えないかの差だけで聞こえてくる音声内容には差はないのです。
データ通信量を抑えるために、音声通話のみでレッスンを受けるのも一つの手なのです。
最終手段としてスマホのデータをチャージしておく
スマホのデータ通信量を抑える対処方法を解説してきましたが、それでも通信量を超えてしまって通信制限が発生してしまった場合もあると思います。
そのような場合には、月末まで待たないとレッスンが受けられないのかと不安になる人もいますが、実はスマホのデータはチャージすることが可能なのです。
データをチャージすれば、すぐにでも低速通信からいつも通りの回線へと元通りになりますので意外と便利なのです。
通信制限を解除するためにデータチャージする際はキャリアによって料金は異なっていますが、最も安い所で1GB当たり500円で最も高い所でも1GBあたり3000円となっています。
通信制限をなってしまっても、最終手段としてデータチャージすれば通信制限を我慢する必要はなくなるのです。
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