オンライン英会話で英語の勉強をしていると、講師が言ったことをうまく理解できなかったり、自分の発音が実際にどうなっているかわからないことがあります。
工夫しながらレッスンを受けることで、見直したり聞き直したりすることが可能になり、英語の学習がより捗るようになります。
録画や録音の方法と、その注意点を理解し、効率よく勉強を進めてみてください。
Contents
オンライン英会話を録画・録音する方法
では、まず録画と録音の方法から解説していきましょう。
ひとくちに録画・録音といっても、そのやり方はいろいろあります。
それが、上手に復習するためのコツになります。
作業ができるか確認するだけでなく、無料と有料の違いなどもチェックしておけば、スムーズに勉強を進めていくことができます。
余計なストレスを省くためにも、慎重に選んでみてください。
スマートフォンやPCの機能を使う
とりあえず手軽に録音することを考えているなら、普段使っているスマートフォンの機能を利用するのが、おすすめです。
PCのスピーカーから流れてくるレッスンの音声を簡単に残すことができるので、今すぐにでも試してみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。
Androidなら録音アプリ、iPhoneならボイスメモのアプリを起動すると、講師とのやり取りをいつでも確認できるようになります。
他のスマートフォンを使用する場合でも、録音が可能なアプリがないか探してみましょう。
録音だけでなく、録画して映像も残しておきたい場合は、パソコンに標準装備されている機能も便利です。
それを利用すれば、映像と音による復習ができるのです。
windowsのユーザーならゲームバーを、MacならQuick Time Playerを活用し、どんどんレッスンのデータを残していきましょう。
また、そのオンライン英会話がSkypeを使うタイプなら、Skypeの標準機能で録画する方法もあります。
いずれにしても、標準装備を使うなら余計なお金はかかりません。
やりやすい方法で、ぜひ録画を成功させてください。
Aiseesoftスクリーンレコーダーを使う
Aiseesoftスクリーンレコーダーは、自分と相手の声を簡単な設定で録画できる便利なソフトです。
公式サイトからダウンロードしたら、音量などをチェックし、さっそく録画をしてみましょう。
ただし、無料版と有料版があるので、その違いを把握しておくことが大切です。
極力お金をかけずに録画したい場合は無料版が役立ちますが、そちらは時間制限があり、3分間しか録画することができません。
それでは、オンライン英会話の録画には向いていません。
序盤だけ残しておいても、本当に復習したい部分がごっそり抜け落ちてしまうようでは、役に立たないのです。
したがって、きちんと復習できるようにするなら、有料版を購入しておいてください。
時間制限がなくなるので、レッスンを最後まで保存しておくことができます。
アップデートやサポートも無料になっており、かなり勉強しやすくなるのです。
無料ソフトの中には、少し不便に感じてしまうものもあるので、心配な人はこうした有料ソフトを検討してみてください。
Amolto Call Recorderを使う
Amolto Call RecorderはSkypeの録音をメインとしたソフトなので、Skypeによるオンライン英会話を利用するなら、ぜひチェックしておいてください。
PCの音声なら問題なく録音できるようになっているため、Slype以外にもいろいろな使い道があります。
「パソコンを使って通話する」という仕組みなら大抵は録画できるので、上手に使いこなしていきましょう。
このソフトにも無料版と有料版があり、無料版の方は基本的に録音しかできません。
録画もするなら有料版の方が適しているので、優先したいポイントに合わせて選択していきましょう。
録音だけで十分な復習ができるなら無料版でも構いませんが、録画も必要な場合は、やはり有料版の機能がおすすめです。
ただし、このソフトは日本語に対応していません。
そのため、ある程度の英語力が身についている人に適しています。
ソフトをダウンロードするときは、機能と料金ばかり気にしてしまうこともありますが、言葉のメリットやデメリットも忘れずに確かめておいてください。
オンライン英会話を録画・録音する際の注意点
ここまで紹介してきた方法を頼れば、録画や録音はそれほど難しい作業ではありません。
しかし、メリットばかりに注目していると失敗することもあるので、挑戦するときは気をつけてください。
それを見落としていると、うまく勉強ができず、悩んでしまうこともあるのです。
しっかりと勉強していくためにも、ここで説明している3つの注意点を忘れないようにしてください。
正しい方法で録画や録音を行い、上手に利用していきましょう。
許可をとる
レッスンの風景を残しておく機能やソフトはとても助かるものですが、それを使うためには事前の許可が必要です。
講師に何も告げず、黙って録画や録音を始めてしまうと、トラブルになることがあります。
例えば、盗撮疑惑です。
無断で他人を撮影することになるため、相手が盗み撮りの被害を主張した場合は、困ったことになってしまいます。
ネットが発達した現代社会では、盗撮したものを勝手に拡散されてしまう恐れもあるため、無断での撮影は大きな不安を与えてしまうのです。
トラブルに発展し、自分までストレスを抱え込むようになれば、勉強も捗らなくなっていきます。
そのような失敗を回避するためにも、録画や録音をするときは、必ず許可をとってから行うようにしてください。
復習のためにレッスンを撮影したい旨を伝え、許可が出たときのみ、実行に移すようにしましょう。
相手が拒否しているのに無理やり撮影してはいけません。
相手の意思を確認し、マナーを守って復習するようにしましょう。
やりすぎない
レッスンの映像や音声があると、いつでも好きなときに英語の勉強ができるようになります。
これは魅力的なポイントですが、だからといって時間をかけすぎるのはよくありません。
やりすぎには、くれぐれも注意してください。
例えば、すべてのレッスンを撮影し、最初から最後まで何度も何度も見返すような勉強法は、よくないやり方です。
とことんまで突き詰める方法だと、一見すると効果的なようですが、大きなデメリットがあります。
復習にばかり時間をとられすぎてしまい、なかなか先に進むことができないのです。
全部のレッスンを必ず見返すことになるので、単純に通常の2倍の時間をとられることになります。
さらに繰り返し見るとなれば、それ以上です。
とても効率の悪い勉強法になるので、むやみに見返すことはしないでください。
おすすめは、本当に必要と思えるレッスンだけに絞ることです。
すべてを残して必ず見返すのではなく、要所要所を狙って復習するようにしましょう。
それなら、時間を無駄にすることはありません。
改善は少しずつ
録画や録音を活用して復習するときは、自分の良くないところを見つけて、改善していく作業が重要になってきます。
ダメ出しをして、それを乗り越え、確実に力をつけていくわけです。
ただし、判明した問題点を一気に解決しようとするのは、失敗の原因になるやり方です。
誰でもいきなりうまくはできないため、最初のレッスンでは、反省点が多く出てしまうものです。
そんなとき、大量の問題点を一気に解決しようとすると、身動きが取れなくなってしまいます。
やることがありすぎて、どれも解決できないまま、時間だけが過ぎてしまうこともあるのです。
それを防ぐためには、ひとつだけ目標を決めるようにしましょう。
反省すべき点が多くあったとしても、まず1点だけに力を注ぐのです。
大量の問題を一度に解決することはできなくても、ひとつだけなら、初心者でもなんとかできます。
きちんと目標を達成することができたら、残りの問題も少しずつ片付けていけばよいのです。
自分のペースを維持しながら、コツコツと学んでいきましょう。
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